更新自体もだいぶ滞っていて読んだ本も忘れるくらいになっていた上、私情でしばらく活字に集中できない期間が続いていた。
ゆるゆる読書を再開するにあたり、まずは漫画から行くかー、と現在刊行済の74巻まで一気読み!
国民的大ヒット作と言っていいキングダム。
連載開始は2006年。人から勧められたのがたしか2016年頃。まとめ買いしたのが2022年頃。長年の積読宿題に手を伸ばすのは意外なほど勇気が要った。
やっと、やっと読んだよ…!
めっちゃくちゃ面白かったよ…!
以下若干のネタバレ有。
最初のほうは正直それほど面白いと思えなかった。というか、「普通に」おもしろいな、くらい。
史記についてはほとんど知識がないため、リアルとファンタジーの境界線が判然としない。
キャラは個性的過ぎるくらいに立っていたが、あまり絵柄が好みでないのもあって、なかなか没入しにくかった。
特に序盤は効果音や見せ方などかなり影響を受けているであろう「蒼天航路」の史記バージョンを読んでるみたいな印象。
が、コミックス10巻の最後らへんからぐぐっと面白くなった。
具体的なシーンで言えば、主人公信が王騎に修行と称して突き落とされるところ。
あまりに現実離れしている創作ならではのその手法が妙に現実的で、そこからは加速度的におもしろさが増していった。
時々現れる史実を述べる見開きページが非常に物語を引き締めていて、いろんな驚きがあって最高。
個人的には桓騎が好きすぎる(何やら定番すぎて恥ずかしいが)。
李牧が憎い。出来が良すぎて憎らしい。
成蟜の乱のエピソードではすんごい泣いた。
青年誌のストーリーだし絵柄なのだけど、主人公とそれを取り巻く仲間たちが若年なのもあって、ジャンプっぽい成長友情テイストもふんだんに盛り込まれている。
外交や戦術面などは詰将棋のような面白さもあって、ハラハラドキドキしながらページを繰る手を止められなかった。
まだ絶賛連載中。そしてストーリーもまだ全然!と言っていいくらい進んでない。
進んでないって言うか、始皇帝の話としては、って意味だけど、半分も来てないよね多分。
これからどんなふうに進行していって、どんなふうに結末を迎えるのか、めちゃくちゃ楽しみだ。
ここまで74巻、18年かかっているそうなので、えーと…
(作者もわたしも)生きてるうちに完結してください、お願いしますマジで。
後日追記:映画も1、2まで観ました

